chino’s blog

おもに米国株や日本株について書いていますので、よろしくお願いします。

30代から始めるアフターコロナからの資産運用②

 私の30年の経験から話せる資産運用(2)

 

 前回、日本株や外国株の投資の初歩について書きたいとお話ししました。

 一般にトヨタAppleといった個別株に投資をする方法と投資信託を購入する方法があります。まず、株式を購入するには証券会社に口座を開設する必要があります。証券会社の選び方ですが、対面で営業員に相談したい方は自宅に近い支店のある証券会社を選びましょう。自分で色々決めたいから相談しないという人はネット証券が良いと思います。手数料は証券会社によって違いますが、ネット証券の方が安いようです。

 証券会社に口座を開設したら、いよいよ株式投資の始まりです。日本株式の投資単位は100株なので、株価が500円ですと100株×500円=50000円とプラス手数料が購入代金になります。証券会社に確認すると良いと思いますが、注文する前に振り込んでおくと良いと思います。また、決済日は3日後ですので5月26日に買付すると5月28日が決済日になります。

土日祝日は含めませんので、5月28日に買い付けると決済日は6月1日になります。

 ちなみに、売る場合も決済日は3日後になります。例えば、5月28日に500円で100株買付した株を1000円で売った場合、100株×1000円=100000円ですが利益に税金が引かれます。利益は100株×(1000円-500円)=50000円に20%が引かれますので、手数料を入れないで計算すると1万円が税金で引かれて4万円が利益となります。税金は、年内ならば損益通算が可能です。また、年内の損失を翌年から3年間繰り越す事が可能です。ただし、毎年税務署に申告が必要です。 

 さらに、非課税の制度を活用する事もできます。1年間の間に買付金額が120万円までは、非課税扱いとする NISAという制度もあります。2028年までですが、延10年間保有できますので利用した方が良いでしょう。

 それでは、どの銘柄を選べば良いのでしょう。

二つの選択が考えられます。

 ①値上がりを重視する。

 ②配当金や株主優待を重視する。

 ①値上がりを重視するのであれば、コロナの影響で値下がりしている銘柄群、例えば金融株や不動産株が経済活動が再開される事に伴い値段が戻るのではないでしょうか。また、ワクチン開発や治療薬関連で薬品株が値上がりしそうです。ただし、一部で認可が遅れている薬もあるようなので注意が必要かもしれませんね。そして、リモートワークや電子印鑑関連も有望です。

    ②配当が良いのは通信株です。現在の株価で4%以上の配当利回りになる銘柄があります。株主優待で人気なのは、某遊園地でしょうか。現在、閉園中ですが開園後の人出や株価の値動きに注目しています。いずれも権利確定日がありますので、調べて欲しいと思います。

 次回は、外国株について書きたいと思います。