chino’s blog

おもに米国株や日本株について書いていますので、よろしくお願いします。

30代から始めるアフターコロナからの資産運用③

 私の30年の経験から話せる資産運用(3)

前回は、日本株投資の初歩の話をさせていただきました。

 今回は、外国株投資の話をします。外国株と言っても主にアメリカ株について書きます。アメリカ株の時価総額は世界の株の時価総額の40%を占めています。ちなみに、日本は3位で8%です。私の30年の経験から話せる資産運用(1)で書きましたが、アメリカの代表的な銘柄のGAFA+Mの5銘柄の時価総額と日本の東証1部の全銘柄2200銘柄の時価総額が同じだそうです。また、日本は貿易が主ですが、アメリカのGDPの7割が個人消費です。アメリカでは、補助金が支給されると即消費に結び付きます。今回のコロナでいち早く200兆円を超える経済対策を発表したのもアメリカでした。そして、日米の30年前と比較して進歩しているのはアメリカです。

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 日本の時価総額上位には、31年前と比較して同じ2社がランクインしているのですが、アメリカは全て変わっています。会社が成長していると共に上位企業の強さが際立っていると思います。

 金融政策面でも3月に2回続けて利下げをして、1.75%から0.25%へ政策金利を下げていますので、株式に資金が流れ易くなっています。

 以上より、今ほど米国株式投資に最適な環境はないのではないでしょうか。

 米国株式市場は、日本の夜から始まります。アメリカ市場に注文を出す委託取引と証券会社が相手型となる店頭取引があり、それぞれメリットとデメリットがありますので証券会社に問い合わせてみて下さい。また、為替相場が関係します。日本の午前10時のドル相場が基準となりますので、売り買いとも50銭の手数料がかかります。日本株と違い1株単位で売買出来るのが特徴です。アメリカ株式は、配当が出る会社もありますが、amazonのように配当を出さずに株高で報いたいと謳っている会社もあります。ゆえにアメリカ株は成長しているのでしょう。

 次回は投資信託について書きます。